水理学・現地見学2 〜魚道編〜

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都の職員から説明を受ける我々
前回の記事の「護岸編」に続き、6月12日に東京都農業振興事務所振興課の方々の
案内の下、今度は実際の魚道の事例を見学に多摩川へ行きました。

多摩川には、世界で初めて設置されたハーフコーン型魚道という魚道があります。
通称多摩川式とも呼ばれているそうです。

この多摩川のハーフコーン魚道の設置も西谷先生が指揮されて実現しています。

ハーフコーン型魚道
上の写真が多摩川に設置されているハーフコーン型魚道のひとつです。

今回はちょうどこの写真の魚道の遡上調査が行われるということで、
その現場を見学させて頂きました。(遡上とは魚が川を昇ることを言います。)

ハーフコーンの出口に網を仕掛け魚を採る。

ハーフコーン型魚道の出口、魚が登った先に仕掛けられた網に
魚がかかっているかどうか調べます。

ちなみに以前多摩川で試験的に稚魚を何千匹か放流し(正確な数字を忘れました。)
それらの魚が遡上してきているかどうかを調査するそうです。
放流した魚には印がついています。


捕獲した魚を持って岸へ 


魚の大きさ、重さ、以前放流した魚かを調べる。

今回は鮎など約10匹くらい捕獲できました。前日は100匹近く捕獲できたそうです。
捕獲した魚を岸に運び、魚の大きさ、体重、放流の際につけた印の有無を確認します。

今回は全部の魚に印がなく、全て自然魚が遡上してきていることがわかりました。

頂いた資料によるとハーフコーン型魚道を設置したことで
以前よりも魚の遡上の数が増えているとの事です。


この調査を見学させていただいた後、僕たちは秋川へ向かいました。

秋川にはアイスハーバー型魚道が設置されています。
アメリカコロラド州のアイスハーバーダムで誕生したことからそう名づけられています。

アイスハーバー型魚道


アイスハーバー式魚道

秋川に着いて 実際アイスハーバー式魚道を見たのですが
水の流れが直線的なため勢いがあり、段差もちょっと大きめなので魚が遡上できるのかどうかわからないような印象を受けましたし、土砂の堆積もありました。

何より、この魚道は水深がハーフコーンに比べ深めで、
落ちたら怖いな〜と震えながらお話を聞いていました。
実際猫の死骸が浮いていたそうです....(僕は見てません。)

子供が落ちたら大変です。


こういったアイスハーバー式魚道に抱える問題点を改良したのが
ハーフコーン型の魚道となっています。

子供達がハーフコーンを遊び場にしている。

最後に上の写真のように、子供達が水辺で遊べて、人と水辺との距離が縮まるのも
ハーフコーン型魚道の特徴だと言うことです。

この子達はこれが魚道だということをたぶん知らないんだろうな....
これがアイスハーバー式だったら遊べなかったよ。と思ってみたり。


西谷先生、東京都農業振興事務所振興課の方々、
とても勉強になりました!ありがとうございました!

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この記事は2006年6月15日 02:35に書いた記事です。

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